第45回日本アーユルヴェーダ学会神戸研究総会大会長
崎浜キヌ
この度、大会長の大任を仰せつかいました、崎浜キヌと申します。
本学会は1975年より脈々と継承され、今回45回目を開催することとなります。
これもひとえに先達となられた方々のご尽力の賜物と感謝申し上げます。
本研究総会のテーマは「食」となっております。これまでも「食」に関連する貴重な研究発表が数多く成されてきました。
本研究総会においては「食」が地球規模で多くの課題を抱えている現状を鑑み、「生命の科学・アーユルヴェーダ」の叡智をより多くの人々に知っていただく機会になるように、これまでのアーユルヴェーダ学会の趣旨を踏まえて立案致しました。
まず10月1日の研究総会に先駆けて、アーユルヴェーダを身近に知っていただけるよう「アーユルヴェーダ・ウィーク」と称し、オンラインで2023年2月~3月の期間に執り行い、6名の講師にお話いただきました。
「アーユルヴェーダ・ウィーク」の開催においては、実行委員の皆様の献身的なご協力のおかげで300名の参加をいただき、当初の目的をほぼ達成できた事と受け止めています。
10月1日の研究総会においては
大会長講演として
第45回日本アーユルヴェーダ学会神戸研究総会大会長 崎浜キヌ
演題 沖縄の伝統食から学ぶ食の智恵
~アーユルヴェーダと現代栄養学の視点から~
基調講演として
国士舘大学名誉教授 原田信男
「食は文化」という視点より日本の食文化の変遷とこれからの展望について
演題 米と日本の食文化
アーユルヴェーダ医師 Dr Rajshree Unadkat
(シャーラーキャ・タントラ:眼科・歯科・耳鼻咽喉科等を総合的にまとめた科)
演題 食の八規定 ~食は「何」を食べるかだけでなく、「どの様に」食べるかも大切~
を、お話いただくことになっています。
また一般研究発表によりアーユルヴェーダの研究、発展に貢献できることを期待しております。
つきましては皆様のご参加をお待ち申し上げます。尚、皆様にとって有意義な研究総会になることを念じ、ご挨拶とさせていただきます。
※参加お申し込みされた方、皆様には大会終了後にアーカイブ配信でもご覧いただけます。